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2012年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:オリンピッククラブ(カリフォルニア州)

藤田は47位に後退、43歳初ラウンドは「消化不良」

カリフォルニア州にあるオリンピッククラブで開催されている海外メジャー第2戦「全米オープン」3日目。4人が出場した日本勢でただ1人決勝ラウンドに進んだ藤田寛之は1番からスタートを切り、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「73」(パー70設定)でホールアウト。通算9オーバーの47位タイに後退して最終日を迎える。

16日に誕生日を迎え、43歳になっての初ラウンドは「消化不良で終わってしまいました」と渋い表情。3番まではパーを続けたが、4番のダブルボギーで出端をくじかれた。2打目をグリーン手前ガードバンカーに打ち込み、「完璧だった」という3打目をグリーン手前の花道に落とすも、ボールは減速することなくグリーンをオーバー。4オン2パットのダブルボギーとし、「まだ(地面の)硬さに馴染んでいなく、ああいう結果になってしまった」と悔いの表情で振り返った。

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268ヤードに設定された7番ではドライバーを手にし、見事にピン手前8mにワンオン成功。イーグル逃しのバーディを奪う見せ場も作った。しかし、「後半はショットが思うようにいかなくなった」と10番から14番までに3つのボギーを叩くなど中盤に崩れ、「できればイーブン近くまでスコアを戻したかった」という目標は叶わなかった。

この日は、「世界ランクが上の選手といっしょに回りたい」と常々話す藤田の望みが叶い、同17位のアダム・スコット(オーストラリア)とのラウンド。「自分のゴルフの参考にはならないけど、世界を知るためにも回れて良かった」。188ヤードの8番パー3では、24度のユーティリティを持つ藤田に対し、スコットは8番アイアン。藤田はキャリーでピン手前に落とすも、奥15mほどに止めるのが精いっぱい。一方のスコットは1バウンドでピンを直撃し、30センチに絡めるスーパーショット。「これが世界との差なんですよね」としみじみ。(カリフォルニア州サンフランシスコ/塚田達也)

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