2012年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

ウサギと亀?M.ウィルソンが飛ばし屋を下す

2012年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 3日目 マーク・ウィルソン ダスティン・ジョンソン
飛距離の差を技術で補い、勝利を収めたマーク・ウィルソン

“ゴルフは飛距離を争うゲームではない”という言葉を実証したのは、「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の3回戦でダスティン・ジョンソンを4アンド3で下したマーク・ウィルソンだ。

2回戦でフランチェスコ・モリナリ(イタリア)を7アンド5という大差で圧勝したジョンソンは、その勢いでウィルソンもなぎ倒すかと思われた。ドライバーの平均飛距離が306ヤードで、米ツアー中7位につけるジョンソンに対し、280ヤードで159位のウィルソン。今大会の会場となるリッツカールトンGCは標高が高いこともあり、この日はさらに飛距離の差が出ていた。

しかし、正確なショットでグリーンを捉えるウィルソンは、3番パー3でバーディを奪って先行すると、グリーン周りで苦戦するジョンソンがボギーをたたく間にパーを積み重ねてリードを広げていった。

15番で勝敗を決めたウィルソンは「まず言っておきたいのですが、周りは僕のことを『飛ばない、飛ばない』というけど、そんなに飛ばないほうではないよ。私の飛距離の話は、何度も同じ質問をされるが、答えは変わらないよ」と話し、周囲から笑いを取った。

「当然だけど、今日は2打目は私が先に打っていたよ。だいたい50ヤードは置いていかれたかな。でも、2打目を先に打つということは、アドバンテージにもなるんだよ。先に打ってピンに寄せれば、相手にプレッシャーをかけられるからね」と、ニヤリと笑った。(アリゾナ州マラナ/本橋英治)

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