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【GDO EYE】PGAツアー離れする日本選手たち

丸山茂樹が7位タイと健闘し、日本のファンを楽しませてくれたPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」。今回出場した日本人選手は7人いたが、決勝ラウンドをプレーできたのは丸山ただ一人と、寂しい結果だった。

日本人選手は海外選手に比べて、体格に恵まれておらずパワーの面では不利だが、ゴルフではそれが強さの全てではない。近年、丸山、今田竜二に続いて、PGAツアーに参戦する選手が減っているのが問題だ。

PGAツアー3勝を挙げ2008年までシード権を守り続けた実績を持つ丸山に、このことについて聞いてみると、「若い選手と話すことがあるんだけど、『難しいコースセッティング、強豪選手が山ほどいるところに苦労して挑まなければいけないの?スポンサー推薦でも出場できるわけだし』といった具合に、どうやらPGAツアーに魅力を感じてないみたい」と、内心寂しそうな感じで話してくれた。

たしかに日本ツアーでいい成績を残せば、スポンサーから招待されスポット参戦する機会が得られるだろう。しかし、そういった出場の仕方で、はたしていい成績が残せるのだろうか。日本と米国ではコースの芝の質やセッティングの難易度、言葉の壁だってある。飛び入りで参加して優勝を目指すなんて、そんなにPGAツアーは甘いものではない。

PGAツアーを主戦場に置く今田竜二は、今大会、体調不良で初日3オーバー113位タイと大きく出遅れたが、ラウンド終了後のインタビューでは「予選を通過する」と明言。翌、第2ラウンドでは意地を見せ、4つスコアを伸ばし1アンダー68位タイと、記録上での予選通過を果たした。

ちなみに昨シーズンの今田は怪我の影響でシード権喪失の危機に陥っていた。そんな中、無情にもPGAツアーからQTトーナメントの通知が届く。しかし彼の脳裏には日本ツアー参戦はまったく無く、もしQTトーナメントがだめなら下部組織のネイションワイドツアーでやると決めていたそうだ。それだけPGAツアーに魅力を感じ、選手としての誇りを持っているのだ。

そんな若者のPGAツアー離れの中、今回出場した日本選手の中でPGAツアーに魅力を感じてくれた選手がいた。アマチュアで「マスターズ」の出場権を獲得した松山英樹だ。今回の成績は4オーバーの119位タイと実力を十分に発揮できなかったが、ホールアウト後のインタビューで「海外選手のレベルの高さに脱帽です。難しいコースセッティングでプレーしていれば、自分ももっと上手くなるはず」と頼もしいコメントを残してくれた。

若い有力な選手たちが、世界でプレーするのは日本ツアーの人気低下になりかねないが、日本ゴルフ界のレベルアップのため、一人でも多くPGAツアーで戦う勇姿を見せてほしい。(編集部:宮田卓磨)

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