世界ランク2位のロリー・マキロイが貫禄の首位発進「正しい方向に戻ってきた」
◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 初日(20日)◇ベルリーブCC (ミズーリ州)◇7448yd(パー70)
644ydの17番(パー5)で、ロリー・マキロイ(北アイルランド)は残り286ydをピン手前10mに2オンさせた。イーグルトライこそカップの一筋左を通過したものの、きっちりバーディ。最終18番を含めて2連続バーディで締めくくった。6バーディ、ボギーなしの「64」をマーク。世界ランク2位が貫禄の首位発進を決めた。
前週のプレーオフシリーズ初戦「フェデックスセントジュード選手権」は、7月中旬「全英オープン」以来の実戦だった。しかし、初日から状態を上げられず66位で終えた。ポイントランク12位でプレーオフ初戦を迎え、最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)進出がほぼ確定しているとは言え、納得のいくスイングを取り戻せないもどかしさを抱えていた。
前戦の会場のテネシー州メンフィスから、本大会のミズーリ州セントルイスまでは車で4時間強。それでも、マキロイはトーナメントの合間に1日だけフロリダの自宅に戻ってコーチとスイングを見直した。「自分のゲームやスイングについて、正しい方向に戻ってきたという感覚を持てる状態にはなった」という。「まだやるべきことはたくさんある」とも語ったが、前週とは違う手応えを得る1日になった。
今季は「マスターズ」で連覇を果たした一方で、シーズンを通しての勝利はこの1勝にとどまっている。昨季ツアー3勝を挙げた37歳からすれば、さらなる勝利を重ねて最終戦を迎えたいところ。2016、2019、2022年と3度年間王者に輝いているマキロイが、シーズン最終盤にふたたび状態を上げてきた。(ミズーリ州セントルイス/中村文香)