2026年 BMW選手権

4週連続トップ10の松山英樹に試練 わずかな誤差が響いた苦境の幕開け

2026年 BMW選手権 初日 松山英樹
松山英樹は苦境の幕開け

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 初日(19日)◇ベルリーブCC (ミズーリ州)◇7448yd(パー70)

13年連続でプレーオフシリーズを戦う松山英樹であっても、わずかな誤差がスコアに直結する厳しい舞台。ツアーの上位50人による第2戦は、2オーバー「72」で44位と大きく出遅れる苦しい幕開けとなった。

今年の会場であるベルリーブCCは、2018年のメジャー「全米プロ選手権」の舞台だった。同じパー70の設定ながら、当時から132yd伸びて全長は7448ydとなった。前週の第1戦「フェデックスセントジュード選手権」と比べて200yd以上長いだけでなく、フェアウェイ両サイドには粘りのある深いラフが待ち受ける。

2026年 BMW選手権 初日 松山英樹
わずかな誤差がダブルボギーに…

通常はパー5としてプレーされる左ドッグレッグの4番は、パー4ながら514ydの設定。フェアウェイ右にバンカーが口を開ける中、松山は1Wでのティショットを左ラフに入れた。200yd残った第2打が今度はガードバンカーに吸い込まれ、さらに第3打はその先のグリーン手前バンカーへ。エッジぎりぎりを狙ったからこその一打とはいえ、1mのボギーパットを決めきれず、手痛いダブルボギーが先行した。

2026年 BMW選手権 初日 松山英樹
4戦連続トップ10で乗り込んだ舞台

悪い流れの中でも、我慢強く巻き返しの機会をうかがった。6番(パー3)で2.5mを沈めてパーを拾う。続く7番で1Wでのティショットをフェアウェイに置くと、120ydのセカンドをピンに絡めてバーディを奪い返した。だからこそ12番のボギーが歯がゆい。10mから3パットを要してボギーとすると、自身の太ももを叩いて悔しがった。

2026年 BMW選手権 初日 松山英樹
54ホールでの巻き返しを

ツアー自己最長となる4試合連続のトップ10入りを果たして乗り込んだ本大会。ショット、パットともに本来の力を出し切れない18ホールとなった。進出をほぼ手中に収めている最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)に向けても、残り54ホールでの巻き返しが求められる。このままで終わるわけにはいかないのは、松山自身が誰よりも分かっている。(ミズーリ州セントルイス/中村文香)

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