「帰ろうかと(笑)」OBダボから31ホール14バーディ 大岩龍一がトップ通過で全米へ
◇メジャー第3戦◇全米オープン 日本地区最終予選会(25日)◇日野ゴルフ倶楽部 キングコース(滋賀)◇6989yd(パー70)◇出場35人
1日36ホールの長丁場を戦い抜き、通算12アンダーのトップ通過で初のメジャー「全米オープン」(6月18日~/ニューヨーク州シネコックヒルズGC)切符を勝ち取った大岩龍一は「もう帰ろうかと思いました」と冗談めかして序盤のプレーを振り返る。
1ラウンド目の前半14番、「僕のティショットイップスが発動して“楽勝”のOBでした」。4Wで刻んだ一打が大きく左に曲がってトラブルとなり、重いダブルボギーが先行した。28日からは「ミズノオープン」(岡山・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)が控え、「いまから(会場近くの)福山に向かっても、まだホテルにチェックインできないから…」などとジョークを言い合いながらのプレーがバーディラッシュにつながった。
結局、スコアを落としたのは最初だけ。そこから14個ものバーディを量産して「67」「61」を並べた。一つ大きなミスはあったものの、2ラウンドともグリーンを外したのは2回だけで、全体的なショットのクオリティが高かった。
メジャー出場は開幕前から谷将貴コーチと話し合ってきた目標のひとつだった。それをクリアできたことに加え、「(1ラウンド目の15番からの)31ホールを14アンダーで回れたことがうれしくてしょうがない」。アジアンツアーを含めた出場8試合で3度の予選落ちを喫していた今季の戦いが上向くきっかけになる気配もある。
まずは目標のシーズン2勝に向けて目の前の国内ツアー2試合を精いっぱい戦うこと。その先に待つ3週後の全米オープンに向けて「どうせ難しいし、(そう簡単に)うまくいかないことは分かっているので、コーチといろいろ対策を考えていきたい」と並行して準備を進めていく。(滋賀県日野町/亀山泰宏)