「勝つのみですね」久常涼は2年ぶりのマスターズを諦めない
◇米国男子◇バレロテキサスオープン 事前(31日)◇TPCサンアントニオ オークス・コース (テキサス州)◇7438yd(パー72)
久常涼は前週「テキサスチルドレンズヒューストンオープン」をスキップして調整に充てた。「勝つのみですね」と話す今週の戦いに全集中するため、コンディションを整えることを優先。いきなり6連戦から始まったシーズンで、3月はじめに設けた1週間のオフだけでは難しかった疲労回復を実感できている。
次週の今季メジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)出場を諦めていない。「次はしっかり自力で(出て)、どう戦えるかっていうのはすごく自分でも楽しみ。(今度は)しっかり取り切れるように、やっぱり早くあの舞台に戻りたいなって、すごく思うので。今週、そうなればいいかな」
前年にDPワールドツアー(欧州ツアー)でルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実績が評価された特別招待での初出場を経て、最高峰のPGAツアーで3シーズン目を過ごす。上位争いに顔を出す回数も増えた今季のゴルフで、2年前は打ちのめされたオーガスタに挑んでみたい。
そのためには、届きそうで届いていない初タイトルを今週つかむしかない。間違いなく高いハードルだが、「まだチャンスはある」というのも事実。優勝スコアが通算9アンダーだった前年はテキサスらしい強風が吹いた最終日、後半に一時首位と3打差まで迫った。「タフなコースで、半分しっかり我慢することも必要。それが自分のプレースタイルに合っているんじゃないかな」。いつも30℃近くまで上がる気温が天候次第で一気に下がる日もあり、アジャストが求められる。
もはや恒例ともいえる松山英樹との練習ラウンドを、次週も――。「そうなるように頑張ります」と誓い、調整に熱が入った。(テキサス州サンアントニオ/亀山泰宏)