2026年 ザ・プレーヤーズ選手権

“おひとり様”の最終日 金谷拓実は第5のメジャーで痛感「プレッシャーかかる時に」

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 最終日 金谷拓実
金谷拓実は早朝から1人で18ホールを回った

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 最終日(15日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)

サマータイム(夏時間)が始まってからまだ1週間しか経っていない。午前7時35分のティオフ時、金谷拓実の周辺はまだ薄暗かった。前日「81」をたたき決勝ラウンド進出者で最下位の73位。通常2人で回る最終日は1組目のスタート、おひとり様のプレーだった。

集中力を保つのが難しそうなシチュエーションでも決して手を抜かない。「アンダーパーで回りたい気持ちでプレーした。きょうのプレーが来週や、来年につながると思って」。前半2番(パー5)で3mを沈めてバーディが先行。すべての一打と真剣に向き合い、3バーディ、3ボギー「72」で終えた。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 最終日 金谷拓実
初出場で決勝ラウンドに進んだ

ツアー2年目で初めて踏んだ“第5のメジャー”の舞台。一昨年の最終予選会(Qスクール)で回った隣接するダイズバレーコースと同様、メインのスタジアムコースも「やっぱり、ラフに入ると難しい」と痛感させられた。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 最終日 金谷拓実
ティショットを反省

4日間のフェアウェイキープ率は66.07%(37/54)で全体20位とまずまずのようで、不満が口をつく。「(2打目を)フェアウェイから打てるのが自分の武器。でも、こうやってプレッシャーがかかった時に、ティショットをフェアウェイに打てなかったのはすごい課題。難しい試合はやっぱりそういうコースが多い」。昨シーズン、同部門でツアートップ(74.07%)だった身としても及第点を付けるわけにはいかない。

難関18番で3mのバーディパットを外し、目標のアンダーパーには1打及ばず、通算10オーバー73位のまま終えた。同伴競技者のいない一日、わずか3時間10分のラウンドは必ずしも孤独だったわけではない。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 最終日 金谷拓実
TPCソーグラスにまた帰ってくる

午前6時前にコースに入り、投光器に照らされたドライビングレンジで練習できた。大会は多くのボランティア、スタッフの力で成り立つ。「マーシャル(組に帯同する係)の人にも申し訳ないな…と思いながら回っていました。でも、朝早くからギャラリーの人も応援してくれた」のが、ありがたかった。次週以降も試合は続く。「来年はもっとたくさんの人に囲まれながらプレーしたいです」と誓った。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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