2026年 ザ・プレーヤーズ選手権

「やっと“開幕”」久常涼はソーグラス自己ベスト&第5のメジャーで初の週末へ

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 2日目 久常涼
久常涼は優勝争いのチャンスをかけて3日目へ

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 2日目(13日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)

3連続バーディを奪った直後、久常涼は後半5番で1mのチャンスを外した。追い風が吹いた次の6番で2打目をピンそば3mに絡めてバーディにしたから、ホントは“5連続”だったのに!そんな口を尖らせそうなシーンにも、今の23歳には「まあ、それもいつも通りの自分のプレー」と、淡々と振り返られる強さがある。

過去2大会で予選落ちを喫していた第5のメジャー。“三度目の正直”で済ませるには、あまりに惜しい。1アンダー30位から、この日は「69」。キャリア5ラウンド目で当地での自己ベストをマークして通算4アンダー17位。「やっとこの大会が“開幕”した」と安どし、リーダーボードの上を見た。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 2日目 久常涼
早朝はとにかく寒かった一日

3パットを喫した折り返しの18番からたたいた2連続ボギーにも動じなかった。「ちょっと流れが悪くなりそうだったけど、(後半アウトは)チャンスホール多かったし、良いショット打てればチャンスはあると思っていた」。右に流れた2番(パー5)の1Wショットがセミラフで止まっていたのが幸運だった。2打目をフェアウェイウッドでカット気味に打ち出し、グリーン手前の花道へ。バーディラッシュの起爆剤になった。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 2日目 久常涼
ショートゲームにも安定感が少しずつ

そもそもTPCソーグラスは、初年度の2024年から「自分としては戦えそうな感じがしていた」コースでもある。「あまり悪いイメージもない。ただ、レベルがメジャー並みに高いから、その分、良いスコアじゃないと予選もなかなか通らない」。アマチュアや他ツアーの選手が基本的にいないことを加味すれば、大会のフィールドは世界最強とすら言える。

前日、雷雨を浴びて遅くなったグリーンスピードは次第に上がってきた。「きのうの午後と比べると1.5フィートくらい違う感じ。でも、まだ硬さが戻り切っていないからまだプレーしやすかった」。ショット、パットの精度は週末にいっそう問われることになる。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 2日目 久常涼
視界良好

8打差の首位の背中もまだ見える。「まだ中盤。あと2ラウンドしっかりいいプレーをして今週も良い位置で終われれば」。決勝ラウンドの扉を開いただけで喜んでいたのは、遠い昔の話だ。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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