2026年 ザ・プレーヤーズ選手権

4度のトップ10と3度の予選落ち 第5のメジャーと松山英樹の相性は果たして

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 松山英樹
黒宮幹仁コーチ(左)がチームに再合流

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報(10日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)

“第5のメジャー”と松山英樹の相性を端的に表現するのは難しい。過去10回の出場(※)で、日本勢ではもちろん最多の過去4回のトップ10入り(2位は3回の尾崎直道)がある一方、昨年を含む3大会で予選落ちを喫している。

自己最高位は2023年の5位ながら、タイトルに最も近づいたのは7位で終えた16年大会と言える。最終日にジェイソン・デイ(オーストラリア)と最終組をプレー。本人曰く、「あの時は3日目に突如速くなったグリーンにみんなが苦労して、(自分が)たまたま上位に来た感じだった。優勝争いをした感覚はほぼない」と大きな手応えになったとは言い難い。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 松山英樹
総合力が試される

18年には初日に「79」をたたいた苦い経験もある。「“そういうコース”なんじゃないかなって感じですよね」と松山は言う。決して長くない7352ydは、池や小川のワナが多く、ラフが深くてグリーンも硬い。

「やっぱり僕のゴルフの傾向で言うと、良い時と悪い時がはっきり分かれてしまっている。先週(ベイヒルクラブ)もそう。ここもごまかしが利かない」。総合力が試される18ホールでは、状態の良しあしが結果に直結しやすいという。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 松山英樹
バンカーショットも入念に

「その上でうまくマネジメントしなければならない。状態が悪くてもマネジメントして、最低限のプレーができれば上位に行けると思う。逆に、状態が良いがゆえにマネジメントが疎かになるときもある。そういう時はダメ」

連日の大ギャラリーの前では都度、冷静な判断も求められる。初日(12日)の空模様が怪しく、コンディションが日々変化しそうな条件下となればなおさらだ。

2026年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 松山英樹
2020年の第1ラウンドでは「63」をマークした

前週の「アーノルド・パーマー招待」最終日、松山は41位で試合を終えると、コース近くの自宅に戻ってボールを打ち込んだ。そこにやってきたのは、日本に3週ほど一時帰国していた黒宮幹仁コーチ。チームに再合流するなり、さっそく課題について話し合った。

松山は予選ラウンドでザンダー・シャウフェレ、そして前年を含む大会2勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)と同じ組に入った。「この2、3週間で自分なりに考えてやったこと、また違ったことをやってきた中で(コーチと)状態を確認している。良い方向に向かっているんじゃないかと実感できている」。最注目グループでのティオフまで、準備に力を尽くす。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

※松山の過去10回の出場は、新型コロナウイルスまん延のため中止された2020年、スタート前にケガで棄権した22年を含まない

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