2026年 WMフェニックスオープン

アドレナリン、風…初体験の名物ホール“スタジアム”で感じる難しさの正体は

2026年 WMフェニックスオープン 事前 16番
TPCスコッツデールの16番パー3は野球場のような雰囲気

◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(4日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

2025年大会で16番(パー3)は4日間を通じて平均スコア「3.005」を記録し、難度9番目だった。ホールを丸ごと観覧席が取り囲むコースの名物“スタジアム”は当地で最も短い163yd設定でありながら、なかなか手強い。

2年目にして大会初出場となる金谷拓実は、前週日曜からコースチェックを重ねてきた。大好きな野球場にも通じる雰囲気に「ひとつの楽しい経験」と言いつつ、試合が始まって大ギャラリーを収容した時のプレーにイメージを膨らませる。

2026年 WMフェニックスオープン 事前 金谷拓実
初出場の金谷拓実が名物ホールで感じたことは

「やっぱり、すごい熱気にあふれているだろうから、アドレナリンも出ると思う。その中でしっかりコントロールしながらプレーできたら」。ショートアイアンを握れるものの、砲台グリーンに対して距離の管理が求められるショット。普段よりもひとつ番手を下げると話す選手も多い。

ツアールーキーの中島啓太は、ゴルフ場とは思えない特殊なロケーションゆえに生まれる力みが厄介だという。「すごくざわざわしてるので、インパクトがグッと強くなったりとか、そういうのも難しいなと思います」

2026年 WMフェニックスオープン 事前 中島啓太
中島啓太は「風読み」と「力み」をポイントに挙げた

さらに中島が「あんなに囲まれていたら、風も読みにくい」と話したジャッジの難しさは、スコッティ・シェフラーも言及していた部分だ。2022、23年と大会連覇も飾っている世界ランキング1位は「あのアリーナの中では風が動き回る傾向がある。16番ホールで最も難しいのは、風向きを見極め、ショットをコミットすることだと思う」と分析。グリーンが硬く仕上がっていることもあり、「ピン位置によって狙うべき時もあれば、防御に徹するべき時もある」とメリハリの重要性を語った。(アリゾナ州スコッツデール/亀山泰宏)

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