「自分が思う状態と結果が一致」前週2位の久常涼はペブルビーチ&リビエラ切符なるか
◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(4日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
前週「ファーマーズインシュランスオープン」でPGAツアーでベストフィニッシュの2位に入った久常涼が得たものは大きかった。「やっぱり、自分が思っている状態と結果が一致してくれると、よりいいかなと思いますよね」。昨年から状態の良さをずっと感じながら、なかなか成績に表れてくれない時期が続いたからこそ、実感を込めて話す。
「なんで結果が出なかったのか、自分でも“ナゾ”だった」という停滞期。それもしっかりとゴルフがかみ合い、優勝争いに絡めた4日間を経て謙虚に受け止める。「いいショットも打てていたんだけど、ゴルフとして考えると下手くそなゴルフをしていた。それが良くなかった」。スコアメークについて、冷静に見返すきっかけにもなった。
開幕2日前、一緒に練習ラウンドを回った松山英樹が「先週良かったので、調子よくプレーしているんだろうなって感じは見えます」と評したように、状態の良さは偉大な先輩も認めるところ。ただ、今週は過去2年ともカットラインに1打届かず予選落ちを喫しているTPCスコッツデールが相手になる。
2024年は初日の朝にウエーティングから繰り上げで初出場とドタバタだった。昨年はグリーン上で苦しみ、「だから今週はパターも特に大事になってきますよね」。自らタフなコースが得意と認める中で、例年伸ばし合いが展開される当地でもしっかり4日間を戦い抜きたい。
前週の2位でフェデックスカップポイントランキングは9位に浮上。次週からのシグニチャーイベント(昇格大会)2連戦に出場できるランク上位5人(有資格者を除く)の争いで4番手につける。舞台となるカリフォルニア州ペブルビーチGL、リビエラCCへの思いもにじむ。「特にリビエラは結構タフと聞きますし、2つともすごく回りたいコースではあります」と力を込めた。
昇格大会ではない今週も世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーをはじめ、実力者がひしめくフィールド。「今年は“平場”でも結構、層が厚いと思う」。フルシードは保持していても、はい上がっていく立場を自覚している。結果を残し続けた先に、目指すステージがある。(アリゾナ州スコッツデール/亀山泰宏)