米国男子ツアー

アーニー・エルスをはじめとする選手の記者会見/マスターズ

2007/04/05 09:00

今年の「マスターズ」で、アーニー・エルスが悲願の大会初優勝を果たせば、最高のストーリーとなるだろう。そのエルスは、火曜日今年で50回目の出場を果たすゲーリー・プレーヤーと共に練習ラウンドを行った。

アーニー・エルス
「火曜日の朝9時から一緒に練習ラウンドでプレーするのが、私とゲーリーにとってのしきたりとなっています。過去数年は、レティーフ・グーセントレバー・イメルマンを加えたフォーサムで周っています。私はもう11年くらいゲーリーと練習ラウンドを行っていますから、同じ話を何度も聞かされていますよ(笑)。何回聞いても面白い話ですけどね」

ジム・フューリック
「今週は、良い成績を上げられそうな予感がします。でも調子が良くて“これはいける”と思っていたらダメで、散々な調子で大会を迎えたら結果が良かったことは何度もあります。水曜日に絶好調だと予選落ち、反対に水曜日にハンデ10のアマチュアみたいに感じていたら、2位に2打差で優勝してしまったことがありましたからね」

ジェフ・オギルビー
「メディアからあまり注目されなくても気になりませんし、逆に注目されても何とも思いません。“全米オープン”で優勝した後の数週間は、わざと新聞を読んだり、テレビを観たりしませんでした。周りを気にせず、家でじっくりとトロフィーを眺めたかったのです」

パドレイグ・ハリントン
「練習ラウンドでメジャー・チャンピオンたちと一緒にプレーしていると、“彼らが勝てるなら、自分もいつか優勝できる”と思います。例えば、1マイルを4分で走るランナーが現れたら、次の年には沢山のランナーが同じ記録に達するかも知れないのと同じで、チャンスは誰にでもあるのです」

アダム・スコット
「PGAツアーだけではなく、他のツアーも大きな成長を続けています。そしてこれだけゴルフ人気が高まっているのは、タイガー・ウッズのおかげだと思います。もちろん、他の選手もゴルフの普及に貢献しています。だからこそ世界中でゴルフが愛されていますし、今後、さらに多くのインターナショナル・プレーヤーがアメリカを目指すでしょう。PGAツアーは世界最高のツアーで、優れた選手はみんなアメリカで自分の腕を試したいと思っているでしょう」

アダム・スコットポール・ケーシー、チャールズ・ハウエル、セルヒオ・ガルシアアーロン・バデリーといった若手には、メジャー初制覇が期待されている。