PGAツアーは19日、キャメロン・ヤングが2021－22年シーズンの最優秀新人賞を受賞したと発表した。15試合以上に出場したツアーメンバー間の投票によって、サヒス・ティーガラ、トム・キム（韓国）らを抑えて選出された。
ヤングはニューヨーク州スカボロー出身の25歳。昨季は7月のメジャー「全英オープン」で単独2位に入るなど活躍。5度の2位は2003年のビジェイ・シン（フィジー）が達成して以来、過去40年間の1シーズンでの最多タイ記録となった。
新人王の名称「アーノルド・パーマー賞」の由来となっているパーマーと同じウェイクフォレスト大の卒業生の受賞は、21年のウィル・ザラトリスに続き2年連続で、同じ大学の選手が連続して新人王を受賞するのは初めて。
ヤングは「アーノルド・パーマーはゴルフ界の巨人であり、今日のPGAツアーがあるのは彼のおかげ。とても強いルーキーがクラスにいたことも知っている。仲間からの投票で選ばれてとても光栄」と話した。
また、2021－22年のオフィシャルマネー652万598ドル（約9億7835万円）を獲得したヤングは、ザンダー・シャウフェレ（2016－17年／431万2674ドル）が持っていたルーキーの1シーズンでの最多獲得額を更新し、ツアー史上1位となった。
