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4パットからカムバック スピース流「無観客」のメンタル術

◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 2日目(12日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

2017年「全英オープン」以来の優勝を目指すジョーダン・スピースが8バーディ、1ボギー1ダブルボギーと連日の「65」をマークし、通算10アンダーの1打差2位に浮上して3カ月ぶりの再開初戦を折り返した。

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この試合では、2016年に優勝。15年と17年は2位になっており、過去7度プレーして5度のトップ10入りと相性は申し分ない。さらにジャスティン・トーマスリッキー・ファウラーと同組の予選ラウンドで「親友2人とのプレーを本当に楽しんでいる」と適度にリラックス。スタートから11ホールで6バーディを量産し、一気にリーダーボードを駆け上がった。

不穏な雰囲気が漂ったのは後半3番。90㎝から3パットを喫して計4パットのダブルボギーをたたき、続く4番(パー3)もグリーンを外してボギー。この時点で首位陥落となったが、元世界NO.1 は無観客開催ならではメンタルコントロールを見せた。

「うまくいかないときにみんなのサポートは心強い。一方で、自分の世界に入り込んで失敗を思い出さないようにすることも大事だ。『取り戻せるぞ』という誰かの激励が(結果的に)悪い流れにつながる場合もあるんだ」

地元テキサスで浴びるはずの大声援がない状況を逆手に取り、5番のティイングエリアまで少しだけゆっくりと歩く間の静寂でミスを消化。5番から連続バーディを獲り返した。

「昨日と比べて、長いクラブのティショットが改善された。8バーディに不満はないし、このポジションにいられることがうれしいよ。僕が求めているのは感覚だ。結果は心にゆとりをもたらす。週末もそこに集中できれば、前進し続けることができる」。慣れ親しんだ得意コースで復活の階段を上っていく。

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