キャリアグランドスラムがかかる「マスターズ」延期が決まったマキロイ。中断を決めたPGAツアーを支持した※写真は2019年「全英オープン」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月第1週「バレロテキサスオープン」までの中止を決めたPGAツアーの判断について、世界ランキング1位のロリー・マキロイ（北アイルランド）は「もちろん正しい決断だ」と支持した。

ツアーは12日正午に同期間中の無観客試合を発表していたが、夜になって大会中止にかじを切った。他のスポーツを含め、米国内で大規模イベントの中止が相次いでいる。この日、荷物整理のために「ザ・プレーヤーズ選手権」の会場TPCソーグラスを訪れたマキロイは「きのうのプレーが終わった後、彼ら（ツアー）は正しい方向に進んだと思う」と刻一刻と変わる状況に対応したことを評価。ツアーのジェイ・モナハン・コミッショナーについても「彼はここ数日、眠れていないはずだ」と気遣った。

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メジャー第1戦の「マスターズ」は延期となった。時期は未定。決定前には無観客で実施する可能性もあった試合については「変な感じがするだろうね。きょうだってここに来るとき、誰もいなくて不気味な感じがした。そうなってほしくはないけれど、似たような感じだろう」と話していたが、キャリアグランドスラムがかかる一戦は持ち越しとなった。

当面の間はコーチと練習に励む予定だという。（フロリダ州ジャクソンビル／桂川洋一）