高額賞金争奪戦!「ネスレ日本マッチプレー」出場選手が決定
9月12日(金)から14日(日)までの3日間、「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権」が、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部で開催される。ネスレ日本株式会社(本社・兵庫県神戸市、高岡浩三代表取締役社長兼CEO)は20日(水)、東京都内で出場予定選手の発表を行った。また、株式会社BS-TBS(本社・東京都港区、武田信二代表取締役社長)は、約50台のカメラを駆使し、インターネットとも連動した新しい形で、同大会の3回戦と決勝を生中継すると発表した。
近年、国内男子ツアーの人気が陰りを見せつつある中で、11年ぶりとなるマッチプレーの国内開催について、今大会の冠である片山晋呉は「ゴルフ界の起爆剤となる“ちょっとした何か”を取り入れたかった。1ホール1ホールの真剣勝負を、これまでにはない新しい取り組みで、臨場感を楽しんでもらえればと思う」と大会の魅力をアピールした。
片山のこの思いを受け、ネスレ日本の高岡社長兼CEOは、同社は長年にわたりグローバル化戦略を基軸としてきたとし「ゴルフはビジネス界と同様に、異なった文化で経験を積むことが強い選手を育てる。世界で挑戦し続ける人を応援したい」と大会支援の理由を説明した。
大会には選ばれた32人のトッププロが出場。優勝者には4,000万円の高額賞金に加えて、グローバルチャレンジサポート(海外ツアーへの参戦費用)として、1,000万円。さらに“海外へのチャレンジ”として、2015年3月にモロッコで開催される欧州ツアーの「ハッサンIIゴルフトロフィート」(2015年欧州ツアー)の出場権が与えられる。
この日、記者会見に登壇した川村昌弘は「現在も積極的に海外でプレーしている。海外ツアー出場のチャンスのひとつとして、優勝してその権利を勝ち得たい」と意欲。一方、2013年の「日本アマ」を制した大堀裕次郎は、会見で片山からの一次指名で出場が決まったことを知り「出場できるだけで嬉しい。マッチプレーは好きなので、出るからには優勝したい」と意気込みを語った。
大会の模様は9月13日(土)、14日(日)の午後2時から午後4時(両日ともに最大延長1時間)、BS-TBSで放送される。パノラマビューやインターネットライブ中継など、マッチプレーだからこそできる多チャンネル生中継と、新しい取り組みとして臨場感あふれる音声放送やカメラワークを楽しむことができるという。
【出場予定選手※50音順】(8/20現在)
今野康晴、岩田寛、大堀裕次郎、小田孔明、小田龍一、片岡大育、片山晋呉、上井邦裕、川村昌弘、小平智、小林正則、近藤共弘、貞方章男、重永亜斗夢、薗田峻輔、高山忠洋、竹谷佳孝、谷口徹、谷原秀人、塚田好宣、永野竜太郎、深堀圭一郎、藤田寛之、藤本佳則、星野英正、松村道央、丸山大輔、宮本勝昌、武藤俊憲、山下和宏
※残り2選手については「KBCオーガスタゴルフトーナメント」終了後に決定