上原彩子は好プレーで8バーディ(Jeff Gross/Getty Images)

◇女子メジャー第1戦◇ANAインスピレーション 初日(29日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6763yd(パー72)

6年連続出場の上原彩子は8バーディ、2ボギーの「66」とし、首位と1打差の6アンダー2位で初日を終えた。ホールアウト後、大会を放映するWOWOWの現地リポーターを務める古閑美保のインタビューで「今日は8個もバーディを取れて、自分でも終わった後びっくりした」と笑顔を見せた。

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出だしの10番で1mのパーパットを外し、ボギー発進。直後の11番（パー5）から連続バーディで巻き返し、1つスコアを伸ばして折り返した。

後半も4番までに3ストローク縮めると、8番（パー3、164yd）で圧巻のプレーを見せた。フェアウェイウッドから放たれたボールはグリーン左サイドに着弾すると、傾斜を伝ってピンそばにピタリ。スーパーショットで楽々バーディを奪った。最終9番（パー5）も5mを沈め、バーディで締めた。

「いいフィニッシュだった。メジャーセッティングなので、マネジメントを意識しながらプレーした」と振り返った。

過去5回の出場で、最上位は2013年の19位。予選落ちは1度しかない。「簡単なコースではない。あと3日間は我慢が必要になると思うが。良い判断をしながらやりたい」と力を込めた。