ミシガン州にあるバトル・クリークCCで行われている米国女子下部シメトラツアー「ファイヤーキーパーズカジノホテル選手権」の2日目、首位からスタートした有村智恵が6バーディ、3ボギーの「69」で回って通算9アンダーとし、2位に2打差をつけて単独首位をキープした。
初日はボギーなしのラウンドだった。だが、この日は一転、5番でボギーが先行する苦しい流れ。12番までは4バーディ、3ボギーと出入りが激しかったが、17番、18番と上がり2ホールで連続バーディを奪い、後続から一歩抜け出した。
「ショートゲームは昨日より良かったけど、90cm以上のバーディパットを決めることができなかった。パットが良くなかったのが、ボギーをたたいた原因」と有村。
日本ツアーで通算13勝を挙げているが、最後の勝利は2012年。米国内では、いまだ優勝経験はない。「これまで、アメリカではとても苦労を味わっている。もし明日勝つことができたら、とても大きな意味がある。どう感じるか分からないけど、明日は自分にとって大きな1日になる」。大会は3日間54ホールで争われている。
