壇上では米国でプレーするゴルファー2人が、田中投手にアドバイスを求められる場面も

年間の各スポーツシーンで活躍を見せた選手を表彰する「報知プロスポーツ大賞」の授賞式が26日（木）、都内ホテルで行われ、ゴルフ界からは今季国内ツアー賞金王に輝いた松山英樹、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で大会2勝目を挙げた宮里美香が出席した。

プロ野球・楽天の田中将大投手、大相撲の横綱・白鵬はじめ、そうそうたるアスリートたちと肩を並べた松山は初の受賞。プロ1年目でのツアーを4勝など破竹の勢いで日本のトップゴルファーとなった功績をたたえられた。来年度は米ツアーに本格参戦。「世界で活躍して感動を与えられるように頑張りたい」と力を込めた。

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一方、2010年以来の受賞となった宮里は、来年度の目標を「メジャー制覇」と宣言。「エビアン（選手権）で優勝争いができたのがすごく大きな経験になった。その経験をどう活かすかが課題」。年末には渡米し、年明け早々にも始動するつもりだ。

米国に拠点を移して既に5年が経過した宮里には、壇上で行われたトークショーで司会者から、来年のメジャーリーグ移籍が濃厚な田中投手へ、生活面におけるアドバイスを求められる場面も。「味噌汁が大事です」と食生活の重要性を口にした。

宮里の2014年は開幕3戦目の「ホンダLPGAタイランド」がシーズン初戦となる予定。「いつもよりも長いオフがある。ショートゲームを向上させたい」と意欲的だった。