マレーシアで初のオーバーパーから 古江彩佳が6バーディで挽回
◇米国女子◇メイバンク選手権 3日目(31日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)
初日を首位と4打差12位で終えた古江彩佳は、2日目に思わぬ後退を喫した。「最初からショットはほぼ完ぺきで。(ピンから)3m、4mにのせられていたんですけど、(パットが)全く入らなくて流れをつかめなかった」。バーディなしで2ボギー1ダブルボギー。「76」は自身4回目のマレーシアで、初めてたたいたオーバーパーだった。
前半アウトでパーが並び、10番(パー5)と12番でボギーを喫した後の16番が痛かった。ティショットを左の池に入れ、ドロップしたのはティイングエリアを降りてすぐの花道。4オン2パットのダブルボギーでイーブンパー53位に沈んだ。
米女子ツアー5年目はここまでキャリアワーストのシーズン。年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)は61位で、直前のトップ60による最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(フロリダ州ティブロンGC)の進出圏外にいる。「本当にできることを目指して、前を向こうって感じではありました」というムービングデー。「相変わらず3、4mのバーディパットが入らない」と嘆きつつ、6バーディ「66」をマークした。
10番スタートの“裏街道”でのバーディラッシュはもとより、ピンチを耐えた終盤にも手ごたえがある。後半6番は2打目を外してはいけないグリーンの右サイドにこぼし、下り傾斜に落とすアプローチの後の3m強をねじ込んだ。カップが段の近くに切られた7番、8番(パー3)はいずれも2m近いパーパットを沈めてノーボギー。通算6アンダーの35位まで巻き返した。
毎ホールで更新されるリーダーボードに応じて変動する暫定ランキングを、試合期間中に眺めることはない。「気にはなります」と笑いつつ、「あしたもちゃんと、寄せて、入れて、をできればいいと思います」と目の前のプレーにピントを当てた。(マレーシア・クアラルンプール/桂川洋一)