バンカーのあごに当ててダボ…畑岡奈紗は“得意”のパー5に課題「欲をかかなければ…」
◇米国女子◇FM選手権 初日(27日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533yd(パー72)
10番からの出だし3ホールで2バーディを先行した畑岡奈紗に痛いミスが出た。折り返しの18番(パー5)はフェアウェイの真ん中に深いバンカーが2つ口を開けるトリッキーなレイアウト。キャリーで越えていける飛ばし屋を除けば左を狙うのがセオリーだが、右にミスした1Wショットが吸い込まれた。
少しでも距離を稼ごうとした2打目もハーフトップ気味となってあごに当たり、3打目はバンカーから出すだけに。180ydほど残った4打目も右手前のバンカーに落とし、最後は3mを外すダブルボギーをたたいた。「やっぱりボギー狙いで、欲をかかなければ、4打目勝負をしてっていうところがあったと思う。ちょっともったいなかった」。警戒していたはずのフェアウェイバンカーに入れたミスは想定外でも、そこからの状況判断を悔やむ。
12番と7番ではバーディにつなげたパー5でのプレーだが、後半2番では1W→UTと納得のショットをつないで2オンに成功しながら3パットのパー。ジャッジに反省が残る18番と同列に並べることはできないものの、今季ここまでのパー5における戦い方を振り返ると、「ちょっとボギーが多い印象はあります」というのも本音だ。
2019年にはパー5の平均スコアでツアー10位の「4.62」を記録。バーディ奪取能力に長けた畑岡の得意分野で、今季はツアー71位の「4.73」にとどまる。2番の2打目のようにハイリスクハイリターンの一打でアグレッシブに攻めた結果の“けが”なら、仕方ないと割り切れる。「でも、しっかり状況に応じて、きょうの18番のようなことにはならないようにしたいなと思います」と自らに冷静さを求めた。
それでも、午後組でのラウンドを1アンダー「71」にまとめて24位と出遅れを回避。早朝のプレーとなる2日目で上位に迫り、前年7位だったTPCボストンで再び上を目指したい。(マサチューセッツ州ノートン/亀山泰宏)