6試合連続予選落ちストップへ 吉田優利が午後組2番目の好スコア「全然違うゴルフ」
◇米国女子◇CPKC女子オープン 初日(20日)◇ロイヤルメイフェアGC(カナダ)◇6452yd(パー70)
今季11試合を数える予選落ちはツアーで2番目に多い。吉田優利は28位だった6月「全米女子オープン」を最後に、ダブルス戦を含めて6試合連続で週末の切符を逃してきた。6バーディ、1ボギーの「65」で首位と3打差の5アンダー4位につけるスタートに「最近の調子からしたら、全然違うゴルフができたかなと思います」と声のトーンも上がる。
山下美夢有が8アンダー、畑岡奈紗が7アンダーをたたき出した午前組に比べれば、全体として停滞気味だった午後組では6アンダーのキアラ・ロメロに次ぐ2番目のスコアをマークした。午後になって乾いて硬くなり始めたフェアウェイはボールの転がりも良く、練習ラウンドより短い番手でグリーンを狙えるシーンも増えたが、1Wでしっかりとフェアウェイに置けていたからこそのチャンスメークといえた。
2バーディ先行から8番で唯一のボギーを喫したが、9番で微妙なパーパットを決めきって耐え、悪い流れを引きずることなく後半へ。左ドッグレッグのパー5となる12番では林越えのティショットでショートカットに成功して距離を稼ぎ、2打目を花道まで運ぶ“ほぼ2オン”からバーディを奪った。
12番のアグレッシブなショットを「思ったよりは左に行って、いいところに落ちてくれてた」と振り返りつつ、ラウンドを通して描いたイメージをそのままショットに落とし込むことができたプレーの満足度は高い。「ちょっと捕まえたいなとか、ちょっと左には行きたくないなとか、いい時って、そういうイメージがショットに反映されやすい。きょうは久々に多かったですね。最近でも、ホントに“ゼロ”の日とかあったので」
ショットを自在に操ることで、パッティングのリズムも生まれる好循環。4位スタートは4月のメジャー「シェブロン選手権」と並ぶ今季最高の滑り出しとなった。2日目は午前9時1分(日本時間22日午前0時1分)と朝のスタートで、この日はほんの少しだけおとなしかったコース内の蚊が活発になる時間帯。「朝の蚊に耐えれば、(週末は)ない時に回れるかなって」。今週こそ笑顔で土曜日を迎えたい。(カナダ・アルバータ州エドモントン/亀山泰宏)