「山下選手も畑岡選手も意味わからんくらい…」渋野日向子はティショットに課題のパープレー
◇米国女子◇CPKC女子オープン 初日(20日)◇ロイヤルメイフェアGC(カナダ)◇6452yd(パー70)
渋野日向子がプレーした午前組のリーダーボードをけん引したのは、8アンダーの山下美夢有、7アンダーの畑岡奈紗だった。ソフトなグリーンである程度スコアが伸びる展開は想定内とはいえ、日本勢が2人もビッグスコアをマーク。「山下選手も畑岡選手も意味わからんくらい出してるんでね…自分もあしたいっぱいチャンスを作れるように頑張らんと」。パープレー「70」にとどまった初日の悔しさを苦笑いでのみ込んだ。
前半5番(パー5)、7番(パー3)と2バーディを先行。7番は力感を抑えたアイアンショットで距離感をピタリと合わせ、ピン上1mに絡めたもの。「8(番アイアン)から下くらいはいい感覚かなって、ピンに“筋った”ところも多くて、いいショットが打てていた」。ショートアイアンに手応えを感じる一方で、1Wを中心としたロングゲーム、長めのアイアンのクオリティが少し気になる。
8番、9番で喫した2連続ボギーはいずれも1Wショットが左ラフにつかまり、2打目でレイアップを強いられたもの。グリーンが攻め込みやすいコンディションになっているロイヤルメイフェアGCだが、ラフはカナダの女子ナショナルオープンにふさわしくかなり手ごわい。
10番も1Wをしなやかに振ったショットがわずかにラフに入っただけで2打目をUTで刻む形になった。バンカー越えのアプローチで粘ってナイスパーを拾ったが、「ドライバーが若干振れてきて、左に引っ掛けてしまうみたいなところが多かった」。大きな乱れではなくても、ラフに入れた時点でピンチに直結。フェアウェイキープ最優先の組み立てで2アンダー「68」で回った同組イ・ジョンウン6(韓国)のプレーに学べる部分はある。
前週「ポートランドクラシック」でも1Wの不安定さが予選落ちにつながった。ヘッドに加えてシャフトもややハードスペックなものにスイッチしていたが、今週に入って「AIG女子オープン(全英女子)」まで使っていた組み合わせに戻している。
終盤17番のボギーはガードバンカーからうまく寄せながら、ショートパットを決めきれなかった。ラウンドの中で見えてきた部分もあるという1Wショットの修正ポイント、取りこぼしもあったパッティング…。午後組で回る2日目までたっぷりとある時間を有効活用して巻き返す。(カナダ・アルバータ州エドモントン/亀山泰宏)