2026年 AIG女子オープン(全英女子)

「絶対なくなる空港」でロストバゲージ回避! 初全英の菅楓華は鍋で米を炊く

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 事前 菅楓華
強行軍で今年最後のメジャーへ

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前(29日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)

日本ツアーから出場する5人のうち、菅楓華だけ前週「大東建託・いい部屋ネットレディス」から連戦を組んだ。初メジャーだった6月「全米女子オープン」は直前をオープンウィークにして臨んだことを踏まえ、スケジューリングを変更してみた。まだメジャー出場2試合目の21歳。試すことにも貪欲だ。

強行軍で少しだけ不安だったのが移動面。「絶対(荷物が)なくなる空港」とまで言い切るヒースロー空港での乗り継ぎ便を利用することになり、商売道具のゴルフバッグだけはスルーバゲージにせずロンドンで一度ピックアップしたとか。スーツケースも含めてすべての荷物を無事に受け取り、心底ホッとしたのは言うまでもない。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 事前 菅楓華
まずはトライ

初めての全英はトライと学びの連続。まず強風対策の低弾道・低スピンの球筋を念頭に、普段10.5度を使う1Wのロフト角を9度に変更した。日本ではほとんど機会がない、グリーンの外からパターを使った寄せも「フェアウェイの芝がグリーンみたいで距離感が合わせやすい」と積極的にチョイスするつもり。硬い地面でのチッピングはウェッジのバウンス調整も含めてまだまだ勉強中で、アプローチよりパターの方が転がりをイメージできる点もプラスに働きそうだ。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 事前 菅楓華
バンカーにもトライ

「ちょっと合わないです…」と申し訳なさそうに話す海外での食事面は、周囲のサポートがありがたい。日本から持ち込んだ炊飯器を使おうとしたところ、電圧が異なることもあってか「壊れそうでダメでした」。いまは鍋でお米を炊いており、おにぎりなども問題なく用意できそうだという。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 事前 菅楓華
初日は日本勢のしんがりを務める。日本時間午後10時15分スタート

飛距離の壁を痛感した全米女子での悔しい予選落ちは、むしろモチベーションを高めてくれるきっかけになった。「全米に出て海外メジャーに出たいっていう気持ちも強くなった。会場の雰囲気、すごくうまい選手がたくさんいる中で自分のプレーができるかっていうのもすごく楽しみ。今後の日本ツアーでも生かせるような一週間にしたい」と目をキラキラさせ、初めて本場のリンクスに挑む。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)

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