2026年 シェブロン選手権

「アメリカのコースで優勝したい」メジャー連勝かかる山下美夢有に日本から超強力援軍

2026年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
山下美夢有はシーズンまたぎのメジャー2連勝が懸かる

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(22日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇6811yd(パー72)

前週「JMイーグルLA選手権」最終日、ラウンドを終えた山下美夢有の表情は晴れなかった。通算2アンダー46位という結果よりも、とにかくショットの感覚が良くないという。前日3日目に50%(7/14)と低調だったフェアウェイキープ率が85.71%(12/14)と大きく持ち直しても「一番はアドレスかなと思う。アドレスからあまりいい感じではないので、そこをしっかり見直したい」と声のトーンは上がらなかった。

その3日後、今季メジャー初戦の開幕を目前に控えたタイミングで明確な変化があった。「だいぶイメージ通りに振れてきた。先週よりはいいフィーリングかなと思います。あとは試合でしっかりパフォーマンスに生かせるように」と力強く話した。

2026年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
ショットの感覚が上向き

今週、日本から父・勝臣さんと母・有貴さんが渡米してきた。コーチである父とのやり取りは、日の出前にウォーミングアップを始めて早朝にイン9ホールを回りながら本格化していった。「現地で見てもらった方が自信にもなりますし、ラウンド中も攻め方の話をしたりとかできる。そういうのはホントにいいなと思う」。少なからず不安を抱えていた自らの状態、会場変更で今年が初めてとなるコースの攻略…。本番を前にいくつかの難題と向き合わなければならない中で、自分のゴルフを最もよく知る存在の頼もしさを改めて感じている。

2026年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
会場変更で新たな難コースと向き合う

昨季「AIG女子オープン(全英女子)」からシーズンをまたいでメジャー連勝が懸かる山下にとって、日本にはなかなかないロングコースが相手となることも多い米本土メジャーはぜひともクリアしたい壁のひとつ。今週は距離の長さに加え、砲台グリーンの狙いどころが非常にシビアになっている。「見た目に対して、グリーン上に行くと(乗せられるエリアが)本当にちっちゃくて“点”で打っていかないといけない」。海外選手よりも長いウッド系を握りながら高精度のセカンドを繰り出してチャンスを作りつつ、鉄壁のマネジメントでピンチの芽を摘み取っていくゴルフを目指す。

2026年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
開幕前日は日の出前に始動

「簡単なホールというのが、本当にないので。セッティングが難しい中でも優勝したい気持ち、このアメリカのコースで優勝したい気持ちもあります」。決意を示すように、ラウンド後の父と娘の練習はドライビングレンジでもパッティンググリーンでも熱を帯びた。(テキサス州ヒューストン/亀山泰宏)

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