2026年 全米女子オープン presented by アライ

後藤未有は“ぶっつけ本番”のパター変更が奏功 初の海外メジャーへ

2026年 全米女子オープン 日本地区最終予選会 後藤未有
ぶっつけ本番で投入したパターが大活躍! 後藤未有が初の海外メジャー出場を決めた

◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(20日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6411yd、西コース/6397yd(ともにパー72)

今季7試合に出場し、最上位は2週前の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」での20位。後藤未有の目下の課題は「パッティングに悩んでいた」というグリーン上だった。先週の「KKT杯バンテリンレディス」で予選落ちしたことも踏まえ、この日は3本のパターを持参。6月4日開幕「全米女子オープン」(カリフォルニア州リビエラCC)への出場権がかかった大事な日に、悪いイメージの払しょくを試みた。

もともとのパターはオデッセイの「トライビーム ダブルワイド」で、センターシャフトに差し替えたモデルを使用していた。「あとオデッセイの『トゥーロン』もテストして、(最終的に)ブレードタイプのロングネックがすごくタッチが合った。ラインも出しやすくて、自分の中でイメージが当てはまった」と、好感触を得たスコッティキャメロンのプロトタイプパターに勝負をかけた。

前半から「パッティングに助けられた」と初投入のパターが効力を発揮し、西コースの7番(パー5)では約10mのロングパットを沈めてバーディ奪取。最初の18ホールを「67」、東コースでの後半18ホールを「69」で回り、通算8アンダーでトップ通過を果たした。

2026年 全米女子オープン 日本地区最終予選会 後藤未有
36ホールで11バーディを重ねた

「基本的にブレードって(ヘッドを)回転させながらストロークするタイプだと思うけど、ロングネックだとその動きを少し抑えつつ真っすぐに動かすイメージ。(以前までの)センターシャフトだとなおさら真っすぐに、という感じなので、真っすぐを意識しすぎて(動きが)固まっちゃっていた部分もあるのかも」と気づけたことも大きい。

古江彩佳や吉田優利、西村優菜らと同じ2000年生まれの25歳にとって初の海外メジャー。米国開催の大会にも初めての出場となる。「自分は(宮里)藍さんに憧れてゴルフを始めた。その頃からアメリカで活躍されていて、米ツアーに出たいっていう目標はあった。メジャーに出るという目標をかなえられるのはすごくうれしい」と喜びをあらわにした。

テレビでしか見たことがなかった世界最高峰の舞台。メジャーでも屈指とされるハードセッティングが待ち受ける。「その中でもみんな、しっかりと自分の技を持って攻略している。いま持っている技がどれだけ通用するのかな、というのは楽しみ。せっかく出られるチャンスを無駄にしないように。気負いすぎず、今日みたいに、ただゴルフを楽しみながら存分に実力を出せたらいいな」と意気込んだ。(千葉県睦沢町/石井操)

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