高橋彩華は“自力”で2度目の全米女子OPへ 優勝翌日の36ホール3位完走
◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(20日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6411yd、西コース/6397yd(ともにパー72)
前週「KKT杯バンテリンレディスオープン」で優勝を遂げ、熊本から千葉に移動した翌日。高橋彩華が36ホールを通算4アンダー3位で回り切り、2020年大会以来2度目の「全米女子オープン」(6月4日開幕/カリフォルニア州リビエラCC)出場権を獲得した。人生初という長丁場の争いを終え「めちゃくちゃ疲れました」とやり切った表情でクラブハウスに帰ってきた。
出場権は5月25日時点の世界ランキング75位以内にも与えられる。当落線上の75位につける高橋は前週の優勝で圏内に大きく入り込む見込みだが、「予選会に出ないで出場できなかったら悔いが残る。出るだけ出てみようって」と父親との相談のうえ、自力での確保を狙う決断に至ったという。
移動に充てた昨夜は、熊本から羽田行きの便の到着が2時間も遅れたという。「家に着いたのは21時過ぎ。弾丸で寝ました」とベッドにもぐりこんだが、「ぜんぜん寝られなくて」と午前3時半には起床。午前7時半にティオフするハードな一日が始まった。
西コースでの第1ラウンドは2バーディ、1ボギーの「71」でプレーし、1アンダー8位で折り返した。疲労による影響は飛距離に出ていたそうで「単純に飛ばないものだと思って」と割り切った。129人の出場で、資格を得られるのはわずか4人。コース内にリーダーボードはなく、ラウンド中は順位も分からない状態だった。「感覚的には20位ぐらいかなって。意外と10位以内だったので後半に頑張れば届くかな」と東コースでの後半18ホールへ進んだ。
最後の36ホール目は6mほどのパットを沈め、通過を決定づけるバーディフィニッシュ。「前の自分(11位)よりもどれくらい世界のコンディションに通用するかは楽しみ」と笑顔を向けた。
次戦は30日(木)開幕の「NTTドコモビジネスレディス」(千葉・浜野GC)を予定。今季初めてのオープンウィークに向けては「(地元の)新潟に帰ろうかなって。いまはラーメン食べたい。ラーメンと焼き肉に行きたい」と声を弾ませ、溜まった心身の疲労をしっかりと癒す。(千葉県睦沢町/石井操)