ムービングデーは理想のスイングより「スコアメーク」 畑岡奈紗が怒涛の6連続バーディ
◇米国女子◇フォーティネット ファウンダーズカップ 3日目(21日)◇シャロンハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542yd(パー72)
1アンダー43位で迎えたムービングデーに、畑岡奈紗は1番からチャンスを作った。フェアウェイからスピンの効いた2打目でピン横1.5mへ。惜しくもパーに終わったが、アグレッシブな滑り出し。トップと10打差を追う立場からロースコアの実現を念頭に置いていた。
出場24試合の昨シーズン、ラウンド(R)毎の平均スコアは1Rが70.19(全体18位)、2Rが69.43(4位)、4Rが68.89(同3位)だったが、ムービングデーに該当する3日目の3Rは71.16で69位とふるわなかった。「きのうまではコースで取り組んでいるスイングができるうように意識していたけど、なかなか思うようにいかなくて。一度スイングのことは置いておいて、週末はまずチャンスメークをできるように意識しました」という。
予選2日間のホール別難度1位の2番はティショットで3Wを持つ慎重なマネジメントでパーにまとめ、3番から猛チャージをかけた。グリーン奥から傾斜を使って1m弱につけてバーディを奪い、4番から1.5m、3.5m、3m、2mのチャンスを続けてものにし、8番(パー3)はティショットをベタピン30㎝へ。「アイアンショットの方向性が少し改善されてきた」と精度の高いショットで6連続バーディを奪取した。
「(テークバック時に)もう少し(両足で)地面を押して(ダウンスイングで)腰がうまく開いてボールに当たる―という風にやりたい」。そんな理想のスイングは平坦な練習場ではできても、傾斜があってフラットなライから打てる場面が少ないコースではなかなかうまくいかない。体が「早く開きすぎてしまう」とヘッドが遅れて出て右へのミスが出がちになる。だからこの日は「やりたい動きではないにしても、やっぱりスコアを作っていく方が大事。練習やトレーニングの中で徐々に良くなっていけばいい」と考え方を変えて臨んだ。
首位とは9打差あるが、通算7アンダーは12位の好位置。8バーディ、2ボギーの「66」で回った一日にしっかり評価して「あしたはまたピンポジションも変わってくるので、しっかり攻め方を考えていきたい」と話した。(カリフォルニア州シャロンハイツ/石井操)