シンガポールにあるタナ・メラCCで開催されている、米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」の最終日。通算7アンダー首位タイからスタートした宮里藍が、3ストローク伸ばして通算10アンダーで優勝。米ツアーでは44年ぶりの開幕2連勝という快挙を成し遂げた。

スタートの1番でボギーを叩いてしまった宮里は、続く2番でもボギー。追い上げる後続の選手たちに首位の座を譲ってしまうが、ここから粘りを見せた。4番、5番で連続バーディを奪い、9番もバーディ。後半には10番、14番で再びボギーを叩くが、バーディも4つ奪いスコアを伸ばした。この日4ストローク伸ばしたクリスティ・カーを2打差で振り切った。

単独2位が8アンダーのカー。7アンダー3位には申智愛（韓国）、キム・ソンヒー（韓国）、S.ペターセン（ノルウェイ）、ヤニ・ツェン（台湾）の4人が並び、宮里と首位タイでスタートしたジュリー・インクスターは通算5アンダーの9位タイ。同じく最終組でラウンドした上田桃子は、スコアを1つ落として通算4アンダーの15位タイ。横峯さくらがスコアを2つ伸ばして通算5アンダーの9位タイとなった。

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