2025年 ファウンダーズカップ

ラウンド後は化粧水の勉強? 6位発進・勝みなみのオンとオフ

2025年 ファウンダーズカップ 初日 勝みなみ
勝みなみはパッティングが冴えてボギーなし「67」

◇米国女子◇ファウンダーズカップ 初日(6日)◇ブラデントンCC(フロリダ州)◇6465yd(パー71)

勝みなみは首位と2打差の4アンダー6位と好位置で初日を終えた。早朝のティオフで、プレーを終えたのは昼過ぎ。午後スタートの2日目まで、時間はたっぷりとある。「ちょっとショットがダフッたりもしていたので、そこら辺の調整を。あとは自分の趣味とかをやって過ごしたい」と笑顔で言った。オンとオフの切り替えを大事にするのは米ツアー3年目のテーマでもある。

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プロ野球・阪神タイガースの大ファンで知られる勝だが、あいにくプロ野球はシーズン開幕前。いまは移動の機内などで化粧水の成分などを詳しく解説した本を熟読しているのだとか。昨年、韓国で開催された「BMW女子選手権」に出場した時には、同国に拠点を置く健康・美容製品を扱う『Olive Young』に通い詰めるなど、美容にも詳しい26歳。大好きな分野だから、リラックスタイムとはいえ勉強に熱が入る。「(次のオフには)化粧水に関する資格が取れるかも」と笑う。

2025年 ファウンダーズカップ 初日 勝みなみ
ショットを微調整して2日目へ

ボギーなしの4バーディ「67」だった初日のプレー内容も充実していた。ショットで手を離すシーンもありながら、昨季の懸案だったグリーン上を中心に粘り強さを発揮。後半2番ではフェアウェイバンカーからの2打目をダフッて大きくショート。3打目が45ydほど残った後、しっかり切れる2mのパーパットをねじ込んだ。

パッティングはオフの試行錯誤を経て“自然体”で構えることに行き着いた。「いろいろやったけど、手が動かなくなったり、違う方に意識が行ってしまう。自分が気持ちいい打ち方で、ボールが真っすぐ出ればいいやって」。あらゆるトライを重ね、余分なものをそぎ落としていった結果だ。

同じコースで初戦を迎えた昨年は予選落ち。好発進でオフの手応えを問われ「メチャメチャ感じてます。去年はパットが入らなくて苦しんだけど、全然違うコースに見える」と声を弾ませた。(フロリダ州ブラデントン/亀山泰宏)

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