13番のカップインに笑顔

◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 3日目（30日）◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd（パー72）

2m弱のパーパットは、またひと転がり足りずにカップの手前で止まった。前半13番のグリーン上。打ち切れずに肩を落とし、悔しそうにボールの行方を見ていた矢先、風に押されたように数秒を置いてコロリ。「入ると思っていなかったので、よかった」と運を味方につけ、笹生優花に笑顔が戻った。

＜＜　下に続く　＞＞

パットがもう少し入ってくれたら…

予選ラウンドから惜しいパッティングが続き、なかなかスコアが伸ばせずもどかしい思いが募っていた。この日も序盤からバーディパットがひと筋逸れて入らず、数十cmのパーパットを打つ展開が続く。

「パターがもう少し入ってくれたら」と傾斜のきついグリーンに加え、リンクスコースのコロコロ変わる天候や風に「クラブ選択も難しい」と苦戦中。3パットを叩くなどしてこの日もボギーが3つ出たが、最終9番は2mを沈めてバーディフィニッシュした。

あしたは上位浮上を目指す

40位から48位に後退したが、この日はイーブンパー「72」にとどめて通算3アンダーで最終日に向かう。昨年大会は2位発進を決めるなどして15位に入った。「あしたも頑張りたい」と上位浮上を目指す。（スコットランド・アーヴィン／谷口愛純）