日本代表選手団の結団式で挨拶する山縣亮太主将（中央）ら（提供：日本オリンピック委員会）

第32回オリンピック競技大会（2020／東京）の日本選手団の結団式が6日、オンラインを利用して行われた。

式には日本オリンピック委員会（JOC）の山下泰裕会長をはじめ、日本代表選手団の福井烈団長、尾縣貢総監督、主将の山縣亮太（陸上競技）、副主将の石川佳純（卓球）、旗手の須崎優衣（レスリング）が出席した。

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山下会長は冒頭、コロナ禍にあって結団式を迎えることに感謝を示し、1年延期となった五輪の開催について「コロナ禍で分断された世界でスポーツは人と人をつなぐ」、「不要不急と言われたスポーツの価値が問われる」と挨拶。東京オリンピック開催の意義を強調し、「感謝と誇りを感じ、フィールドで思う存分輝いてほしい」と選手に期待を寄せた。

監督、コーチらを含む選手団はオンラインで出席した。ゴルフは内田愛次郎チームリーダー、女子の服部道子コーチら3人が参加。画面では松山英樹、星野陸也、畑岡奈紗、稲見萌寧の4選手、丸山茂樹ヘッドコーチのほか、選手担当キャディら計13人の名前が紹介された。

東京五輪は7月23日の開会式に先駆けて21日に一部の競技がスタート、8月8日まで開催される。ゴルフ競技は男子が7月29日から8月1日、女子は8月4日から8月7日、いずれも霞ヶ関カンツリー倶楽部（埼玉県川越市）で行われる。