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2020年 ショップライトLPGAクラシックby Acer
期間:10/01〜10/04 場所:シービュー・ア・ドルチェホテル(ニュージャージー州)

骨盤と対話 畑岡奈紗がV争いリード

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目(2日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

18歳で世界最高峰の舞台へ飛び込み、3勝を積み上げてきた底力はダテじゃない。畑岡奈紗が5バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上して大会を折り返した。

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1打差3位スタートの1番から、残り70ydの2打目を58度のウェッジでチャンスに絡めてバーディ発進。2番でボギーを喫したが、4番、5番と連続バーディを獲り返した。快調な滑り出しの裏で「ショットの調子が良くなかった。セカンド以降のブレが多くて、なかなか攻めのプレーができなかった」とジレンマを抱えていた。

パーが10ホール並ぶ間、首位争いを演じながら修正を試みた。「アドレスの向きとか、骨盤の『前傾』『後傾』というところを考えないと、ばらつきが出る。それを同じようにすることを考えながらやっていました」。自分自身の体と対話しながらの、静かなトライ&エラーは終盤に実を結ぶ。

グリーンを横断する尾根を越えたところにピンが切られた後半16番。残り141ydから、「手前に乗せても難しい。(最悪で)奥に2、3yd外れてもいい」と8Iで果敢に突っ込んだショットは狙い通り奥にキャリーして戻り、ピンそばへ。久々のバーディを奪った。

「16番でやっと、コースの中で修正というか、試していることができた。そこからショットに関しては、やっと(納得いくものが)打てたなというのがあった」。続く17番(パー3)のバーディパットは惜しくも外れたが、あと少しでチップインイーグルだった18番(パー5)を悠々とバーディで締めた。

結果的にグリーンを外したのは1ホールだけという抜群の安定感。ラウンド中の試行錯誤は次週のメジャー「KPMG女子PGA選手権」(ペンシルベニア州アロニミンクGC)を見据えた取り組みでもある。

「今週試合の中でやりたいことができれば、すごく自信を持って来週に向かえる。来週は試合中に何も考えず、ボールの球筋だけを考えられるくらいにもっていければ」。今季初優勝なら、これ以上ない自信とともに悲願のメジャー制覇へ挑めるはずだ。(ニュージャージー州ギャロウェイ/亀山泰宏)

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