予選会を通して2019年大会の切符を手にした4人

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界中のゴルフツアートーナメントが続々と延期、または中止を発表している。最高峰のメジャーも例外ではなく、男子では4月の「マスターズ」と5月の「全米プロゴルフ選手権」の延期が決まり、女子もマスターズ前週が通例の「ANAインスピレーション」が9月に時期を移した。

ともに6月開催の「全米オープン」（ニューヨーク州・ウイングドフットGC）、「全米女子オープン」（テキサス州・チャンピオンズGC）を主催するUSGAはスケジュール通りの方針を表明しているが、日々変化する状況に対応を迫られている。

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「全米女子」では、茨城・大利根CCで4月27日に行われるはずだった日本地区最終予選会を含め、合計25の予選会中止を決定。その上で本戦参加資格の見直しを進めることを明らかにした。「全米」についても、最終予選会につながる地区予選会の中止を決めている。

USGAは「2020年に予定する他のUSGA主催競技について現時点の推測は時期尚早」としつつ、「CDC（アメリカ疾病予防管理センター）、WHO（世界保健機関）、自治体および地方当局から入手可能なすべての情報を注視し、コミュニティの利益のために最善を尽くす」とコメント。予断を許さない状況は続く。