「全英」を制したキャメロン・スミスも新リーグへ

サウジアラビア政府系ファンドが資金提供する新リーグ「LIVゴルフ」は29日、今年の「全英オープン」を制した世界ランキング2位キャメロン・スミス（オーストラリア）ら6人が新たに加入し、9月2日（金）からザ・インターナショナルGC（マサチューセッツ州）で行われる今季第4戦に出場することを発表した。

スミスのほかに移籍が発表されたのはホアキン・ニーマン（チリ）、ハロルド・バーナーIII、キャメロン・トリンガーリ、マーク・レイシュマン（オーストラリア）、アニルバン・ラヒリ（インド）。

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PGAツアーは新リーグ移籍選手に出場停止処分を下している。9月22日からは米国選抜と世界選抜の2年に1度の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」（ノースカロライナ州クエイルホロークラブ）が開催され、スミスとニーマンは12人の世界選抜チームの中心選手として自動選出メンバーに入っていたが、出場を認められない公算が極めて大きい。

松山英樹は世界選抜の一員として2013年から5大会連続5度目の出場が自動選出で決定。スミスが抜けたことで、チームで世界ランキング最上位のエースとしての役割を期待される。

すでにランク24位のアブラム・アンセル（メキシコ）、同31位のルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）らメンバー入りが確実なポジションにいた選手たちが新リーグに移ったことで、チームから除外されている。9月6日（火）にトレバー・イメルマン（南アフリカ）主将によるキャプテンズピックが行われ、残りのメンバーが選出される。