GDO編集部が選ぶ 2018年ゴルフ10大ニュース(女子編)
2018年にGDOが配信したすべての記事から、編集部が女子の10大ニュースを選出。国内外のゴルフ界を彩ったホットな話題を振り返ります。
1位 畑岡奈紗が日本人最年少で米国ツアー初優勝
畑岡奈紗が6月の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で米国ツアー初優勝を飾りました。19歳162日での同ツアー制覇は日本人最年少となり、日本開催の11月「TOTOジャパンクラシック」では2勝目を達成。賞金ランキングは5位と、飛躍の年になりました。
2位 放映権を巡る問題が表面化 3試合が開催を見送る
来季のスケジュール発表で表面化した、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と大会主催者との「放映権」を巡る問題。協会帰属への主張に反発した日本テレビ系列局3大会の開催が見送られ、来季は2試合減の36試合になります。協会への不信感を口にする選手も出るなど、師走の女子ゴルフ界は不穏な空気に包まれました。
3位 勝みなみ&新垣比菜がプロ初優勝
アマチュア時代からツアーで活躍した勝みなみと新垣比菜が、レギュラーツアーでプロ初優勝を挙げました。新垣は4月「サイバーエージェント レディス」、勝は11月「大王製紙エリエールレディス」を制覇。これからの女子ゴルフ界を担う同期2人のさらなる成長に期待が寄せられます。
4位 シード50人の平均年齢は26.4歳 ツアー最年少を更新
賞金シードを獲得した50人の平均年齢は26.4歳となり、ツアー史上最年少記録を更新しました。一方で、藤田さいきや笠りつ子、吉田弓美子、服部真夕ら優勝経験者たちがシードを喪失。世代交代の波が押し寄せました。
5位 有村智恵が6年ぶりに優勝
有村智恵が6月の「サマンサタバサレディース」で6年ぶりのツアー通算14勝目を挙げました。13年から参戦した米国ツアーでは挫折を味わい、未勝利のまま16年に撤退。国内ツアー復帰後の初優勝に涙を流しました。
6位 イ・ボミの熱愛が発覚 お相手は韓国人俳優
2015、16年の賞金女王イ・ボミが、同じ韓国人で俳優のイ・ワンさんと交際していることが同国メディアの報道により発覚しました。イは日本の報道陣に対しても交際を認め、「良い人に出会えた」と幸せいっぱいの表情でした。
7位 比嘉真美子が大相撲・勢関と婚約
比嘉真美子が大相撲・勢関と婚約したことが明らかになりました。相撲好きの比嘉が15年の本場所を観戦したことが交際のきっかけに。4位に入った8月の「全英女子オープン」では、海外メディアからも大きな関心が寄せられました。
8位 森田理香子がQTを欠場 ファンに謝罪
2013年賞金女王の森田理香子が、体調不良を理由に19年シーズンの出場権をかけたセカンドQT(二次予選会)を欠場しました。所属事務所を通じてファンや契約先に謝罪。森田は16年から賞金シードを逃し続け、来年のツアー出場も主催者推薦に限られることになります。
9位 鈴木愛がツアー最速でシーズン1億円突破
鈴木愛は開幕から出場10試合で4勝を挙げ、11試合目の「アース・モンダミンカップ」でツアー最速になるシーズン獲得賞金1億円を突破。夏場に右手首痛による約2カ月の離脱を強いられ、2季連続の賞金女王は逃しました。
10位 アリヤ・ジュタヌガンが2年ぶりの年間女王
世界ランキング1位のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)が2年ぶりに米国ツアーの年間女王に輝きました。「全米女子オープン」を含む3勝をマーク。ポイント、賞金、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、ベアトロフィ(平均ストローク1位)の4冠に輝き、主要タイトルを総なめにしました。