東京大学が立ち上げた新規プロジェクトに参加する横峯さくら

2009年賞金女王で現在は米ツアーを主戦場とする横峯さくらが、東京大学スポーツ先端科学研究拠点の新プロジェクトに参加することになった。スポーツの動作時のパフォーマンス向上に役立つシステム構築を目指し、横峯はゴルフスイングの筋肉の動きのデータ収集などで協力するという。

同プロジェクトは、東大の研究者が分野を横断して集まり、ゴルフに限らないさまざまな競技のアスリートの動きを新しいセンシング技術を応用して分析し、アスリートから高齢者まですべてのプレーヤーのパフォーマンス向上につなげるシステム構築を目指す。

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横峯と東大は、わずか1カ月ほど前に知人を通じて縁ができたといい、トップアスリートとしては初の参加となった。

31日に東大構内で行われた記者発表で、横峯は「天才の集まりみたいなイメージ。縁がなかったけれど、これから通う形になると思うので楽しみ」と東大の頭脳に期待。早ければ、分析結果は来季にも生かすことが可能といい、「東京大学さんと一緒にアメリカツアー賞金女王を目指して頑張りたい」と、檀上でビッグな目標も掲げた。（編集部・塚田達也）