キム・ハヌルは故郷の韓国でショットを修正し、連覇に臨む

◇国内女子◇サイバーエージェントレディス 事前情報（26日）◇グランフィールズCC（静岡県）◇6515yd（パー72）

昨年の覇者、キム・ハヌル（韓国）は開幕前日、練習ラウンドでインコースを中心にチェック。「このコースはグリーンが難しい。ピンの位置を考えて、どこにボールを乗せるのかが大事になる」と警戒した。

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昨年は鈴木愛とのプレーオフを制し、翌週の国内メジャー「ワールドレディス選手権 サロンパスカップ」でも頂点に立った。しかし、今季は6戦に出場し、最高位は「Tポイントレディス」の10位。直近の「KKT杯バンテリンレディス」は予選落ちを喫するなど、本調子からは程遠い。

前週はオープンウィークに充て、母国に1週間帰省。コーチとともにショットの修正を繰り返した。夜は母のチゲ鍋で英気を養い「ごはんがおいしかったです」と笑顔で振り返った。

昨年大会の優勝を機に日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の正会員となった。思い出深い大会を前に「状態はだいぶ良くなりました。最善を尽くします」と表情を引き締めた。（静岡県三島市／玉木充）