三浦桃香は3位と好位置で最終日に臨む

◇国内女子◇Tポイントレディス 2日目（17日）◇茨木国際GC（大阪）◇6261yd（パー71）

若さあふれるプレーで5467人のギャラリーを魅了した。ツアールーキーの三浦桃香が5バーディ、1ボギーの「67」。4アンダーで3位につけた。

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「ショットもしっかりといいところにいったし、きょうはリカバリーがよかった。自分的には満足。とってもいいゴルフができました」。インスタートの11番（パー5）では50ydから58度で2mにつけてバーディとするなど前半で3つスコアを伸ばした。

母・恭子さんの影響で9歳から本格的にクラブを握り始めた19歳。この日のお昼は母が作った牛タン焼きや卵焼きの入った弁当で腹ごしらえ。折り返し直後の1番では170ydから7Iで1mにつけてバーディ。プレーした106人の中でもバーディはわずか6人の難ホールでも臆することなく腕を振った。

前日の初日は天候不良で中止となったが、すぐに気持ちを切り替えた。ホットペッパーで探したネイル店を訪れて爪を鮮やかなピンク色に。その後は2時間のひとりカラオケを断行した。「アイドル系ですが、何を歌うかは内緒です。フフフ」と笑顔。気分転換の効果かパーオン率は全体2位の83％を記録するなど、ショットも安定した。

勝みなみ、新垣比菜らと同じ“黄金世代”。「みんな昔から成績を出している。私も少しでも後を追えるように頑張りたい。きょうみたいにしっかりと攻めて、ミスしても焦らないこと。自分を信じてショットを打ちたい」。初優勝に向け、首位と2打差で迎える最終日をにらんだ。（大阪・茨木市／玉木充）

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