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あの日から5年 「1日目が怖い」酒井美紀の思い

2016/03/10 19:59


高知県の土佐CCで開催される国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」開幕前日の10日。プロアマラウンドを終えた酒井美紀は次のような言葉を口にした。「あしたが怖い。1日目が怖いんです」。

2011年大会初日の3月11日。東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災が発生した。今大会に出場していた酒井は直接の被害は免れたが、福島県いわき市にある酒井の自宅は被災し、父・正孝さんが経営するゴルフ練習場のネットは今も破れたまま修繕が滞っている状態にあるという。

「最近テレビで震災の特集番組がやっているけど、見たくないと思いながら…。でも、目を逸らすのも…」。震災からあすで5年が経過し、徐々に復興は進んではいるが、酒井の心には今も深い傷跡が刻まれているようだ。

最終日まで優勝争いに絡んだ2014年大会は、一ノ瀬優希にプレーオフで敗れ、惜しくもツアー初優勝を逃す経験をした。その時に、プロスポーツ選手として実感したことがある。

「あっち(地元)では明るいニュースしか流れない。私が届けられる明るいニュースは、テレビに映ることだと思うんです。一昨年はプレーオフで負けたけど、たくさんの地元の方が“頑張ったね”と声をかけてくれた」。自分の活躍が、地元の人たちに届いていたことを知った。

「ここは地元ではないけれど、個人的には大事な試合の一つなんです。少しでも上位に入って、みんなに頑張っている姿を見せられたらと思います」。あの日から5年が経った今、酒井が届けたい思いは弱まることを知らない。(高知県香南市/塚田達也)

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