「調子がいいので楽しみ！」昨年覇者の佐伯三貴が大会3勝目に挑む

国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディスクラシック」の開幕を明日25日（金）に控え、前日の24日（木）、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑む佐伯三貴がプロアマトーナメントに出場し、最終調整を行った。

昨季2勝を挙げている佐伯だが、今季は開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」での15位が最高位で、ここまで5戦に出場し2度の予選落ちを喫するなど、右手首痛に悩まされている今季。予選落ちの後は2週間の休養で回復に努めた。先週の「KKT杯バンテリンレディスオープン」では50位にとどまったが、佐伯自身はこの結果を前向きに捉えている。

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「ここ2、3年、（開幕からの）スタートダッシュが良かった。でも苦しみがあってこそ、喜びは倍増するもの。人生、山あり谷あり。だけど上だけを見て、一段一段階段を上っていきたい」。

プロアマトーナメントが行われたこの日は、川奈特有の風に悩まされることなく、快晴無風の好コンディションに恵まれた。過去2度の優勝で得意とするコースに、調子上々のショットも手伝い「今年は攻めるところは攻めてアグレッシブにいきます」と、自身のゴルフを立て直す意味でも、チャレンジしていく。

明日は11時16分、女子プロゴルフ界を華やかな話題で賑わせる横峯さくら、渡邉彩香と第25組でスタートする。「明日はさくらと一緒。幸せを分けてもらいながらプレーします」と横峯の入籍を祝福。佐伯自身の予定はひとまず置いといて･･･。「もう今週100回くらい聞かれたのでね、ゴルフに集中します（笑）」と、“大会3勝目”という高い階段の入り口に立った。（静岡県伊東市／糸井順子）