「パットが良かった」という不動裕理が首位に1打差。上位で大きな存在感を見せている

神奈川県の相模原GCで3日（木）、国内メジャー第3戦「日本女子オープン」が開幕。2アンダー首位タイに4人が並ぶ混戦の首位争いに、不動裕理が1打差5位タイで肉薄。04年以来となる大会2勝目、05年以来となるメジャータイトルに向けて好スタートを切った。

「パットのタッチがすごく合っていて、今週はイメージ通りにいっています」と、最近は復調を口にしてきたパットが好調。前半7番から3メートル、2メートル、2メートルと3連続バーディを奪い、首位争いに参入した。

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グリーンのアンジュレーションが強い上に、初日から端々に切られた難しいピンポジション。この日28パットにご満悦だった不動だが、「難しくなると（グリーンに）水を撒いたりするだろうし、今日が良かったから明日も、とはいかないかもしれない」と不安な心情もチラリ。「最近は、前の日のイメージのままで失敗することが多い」と、懸念の色を見せた。

それでも、難易度の高いセッティングに苦しむ選手が多い中、「楽しいですね」と口にするあたりはやはり、ツアー通算50勝を誇る“別格”の余裕を感じさせた。（神奈川県相模原市／塚田達也）