2年連続2位フィニッシュの森田理香子がリベンジを狙う

2011年大会は単独2位、さらに昨年は2位タイ。今週開催の「CAT Ladies」で2年連続の惜敗を喫している森田理香子が、リベンジに向けて“3度目の正直”に挑む。

全長6,655ヤードと女子ツアーでも有数の距離を誇る大箱根カントリークラブは、森田が持つ飛距離のアドバンテージを存分に活かせるコースレイアウト。その相性の良さは近年の優勝争いにも現れているが、本人は「負けた記憶しかないので、良いイメージはないですねて…」と表情が浮かない。しかし、「2年連続で2位だし、相性は悪くないと思う」と、良好な関係は森田も認めるところだ。

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コース全体の印象は例年と変わりはないが、「グリーンがすごく速いので、フェアウェイに置かなくてはいけないのが一番。セカンドショットを上りのラインにつけられるようにしたい」。高速グリーン攻略へと繋ぐ、ティショットからのマネジメントをポイントに掲げた。

先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」を25位タイで終え、今季獲得賞金は9千万円を突破。今週優勝すれば、自身初となる1億円に到達する。積年の悔しさを、大台突破という華々しい響きとともに晴らしたい。（神奈川県箱根町／塚田達也）