1年前の今大会が初優勝。とは思えない存在感を漂わせる吉田弓美子

昨年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でプロ入り初優勝を飾った吉田弓美子は、今週火曜日にクラブハウスに着くと「フラッシュバックのように初優勝の場面が蘇ってきた」と、1年前の記憶を回想した。

「すっごい緊張しています。2勝を挙げて帰ってきたからまだいいけど、そうじゃなかったら尋常じゃなかったと思う」。自身初のディフェンディングチャンピオンとして臨む大会。吉田にとっては、新たな経験となる1週間が開幕する。

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今週はフェアウェイがベント芝ということもあり、「フワフワだったり、沈んだり。運、不運があると思う」と吉田は言う。「自分のスイングリズムを崩さないようにしたいですね」。

当然、大会連覇に挑むのも初めてのこと。「楽しみなところでもあるし、頑張って勝ち取ってみたいです」と意欲を見せる。連覇に向けたアドバンテージはあるのだろうか？「18番は人よりも覚えていますよ」。プレーオフで6度繰り返した最終ホールは、吉田にとっては忘れがたいフィニッシングホールだ。（長野県北佐久郡／今岡涼太）