2年ぶりの海外メジャーへ。予選落ちした09年大会のリベンジに挑む佐伯三貴

6月27日（木）に開幕を迎える海外メジャー第3戦「全米女子オープン」（ニューヨーク州／セボナックGC）。昨シーズンの国内賞金ランキング上位5名の資格により出場権利を得ている佐伯三貴は、39位タイで終えた今週の「サントリーレディス」を最後に、国内ツアー3試合を欠場の予定。来週20日（木）に日本を発ち、11年の「全英リコー女子オープン」以来となる海外メジャーへ臨む。

同大会に出場するのは09年以来2度目で、当時は73位タイで予選落ちに終わっている。このオフに受けた首の手術を経て迎えた今シーズンは、2勝を挙げるなど賞金ランキング2位と目下好調中。賞金ランキングも2位につけ、良い流れを築いたまま迎えるメジャー戦、前回のリベンジへの期待も高まる。

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「絶好調が続いていた反面、ここ何試合かは疲れも出て思うようなスイングができていなかったけど、今週は良い兆しも見えてきた」と、渡米前最後の一戦を終えて表情は明るい。「前回（の全米オープン）はバーディが一個も獲れなかったので、今年は1つくらいは獲りたいですね。オーバーパーは打たないように」と謙虚な目標を口にしながらも、「日本代表として行くし、前回よりは成長できていると思う。自信を持って、胸を張っていきたい」と、静かに闘志を燃やしていた。

今大会は佐伯のほか、米国ツアープレーヤーの宮里藍、宮里美香、上田桃子、有村智恵、上原彩子の日本勢計6人が出場を予定している。（兵庫県神戸市／塚田達也）