昨年2位の横峯さくらが、ショットも安定し優勝を狙う

先週の国内女子ツアーで91試合連続予選通過を果たし、ツアータイ記録となった横峯さくらが、今週は「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」に出場する。新記録樹立まで、あと1試合に迫った横峯は「記録は嬉しいですが、通過点なので」と、今まで同様に特別意識することはないと話す。

その一方で、昨年2位となったことに対しては「今年はその上を目指したい」と、優勝を意識した戦いとなる。「昨年はドライバーショットが左に行くミスが多く、ショートゲームでなんとか拾いながらの戦いだったので、良く2位になれたなという感じです。それを考えると、今年はショットが安定しているので、昨年よりも良いスコアを出せるかと思います」と、最近の好調さが横峯の自信につながっている。

今大会は昨年優勝の有村智恵、そして、先週まで2週連続優勝を果たしている佐伯三貴も不在とあって、横峯の優勝への期待度は高い。コース攻略のポイントについて「私はフェードボールヒッターなので、どれだけしっかりと左を向いて振れるかだと思います。フェアウェイにあれば、グリーン上でボールが止まってくれると思いますので頑張ります」と話し、昨年はドローボールを取り入れることもあったが、持ち球のフェードに徹し攻めのゴルフで優勝を目指す。（千葉県市原市／本橋英治）