初優勝から祝福の嵐。（雰囲気が）「ぜんぜん違う」と永井奈都

先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」でプロ11年目にしてツアー初勝利を飾った永井奈都が今週、ダンロップと用品契約を結ぶホステスプロの1人として「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」に出場する。

先週時点では優勝への実感は乏しい感じだったが、対して周囲の反響はやはり大かった様子。「会う人、会う人に“おめでとう”とか“感動した”と言ってもらえて。実感が湧いてきました」と笑顔を弾かせる。メールも日曜日だけで80通ほど届き、「その日のうちに全部返しきれず、（携帯電話の）電池が途中で切れたり大変でした！」。京都の実家にもお祝いの花がたくさん届いたようで、「母も大喜びでした」というほどの祝福の嵐だった。

初優勝の余波は、明日初日の組合せにも影響。不動裕理、井芹美保子と同組で午前9時12分にアウトコースからスタートとなり、「いつもインコースからのスタートだったのに、すごく良い組合せに入れてもらいました」と永井。周囲からの祝福も含めて「（雰囲気が）ぜんぜん違いますね」と、ガラリと変わった境遇の変化に「また違う緊張があると思います」と、ちょっぴり複雑な表情を浮かべた。（宮城県利府町／塚田達也）