先週の疲れを口にしつつも、大会連覇への期待を抱かせる福嶋晃子

先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、アン・ソンジュ（韓国）にプレーオフで敗れ惜しくもホステスVを逃した福嶋晃子。そして今週の「CAT Ladies」でも、ディフェンディングチャンピオンとして臨む注目の存在となる。

ホステスプロの重圧から解放された直後とあり、「（疲れは）取れていませんね。いろいろな意味で疲れちゃう」と正直な心情を吐露する。だが先週に続き、今週も福嶋にとっては相性抜群の舞台。左右が広いホールが多く多少の曲がりも許容され、5つのパー5が設定された飛ばし屋有利のコースとあり、今年も優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。

パットへの課題を口にしつつも、「ドライバーは安定してきている。（不安が）それだけが1つ無くなっただけでもラクですね」と状態は引き続き良好だ。今週優勝すれば、生涯獲得9億円を越え、1つの節目を越えることになる。「そんなに（9億円に）近づいていたんですね、頑張ります」。史上2人目の9億円突破で、大会連覇に花を添えることができるか。（神奈川県箱根市／塚田達也）