3ストローク伸ばし、首位とは5打差で最終日を迎えるポーラ・クリーマー

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の2日目。初日に2オーバーの40位タイと出遅れたポーラ・クリーマー（米国）が、スコアを3つ伸ばして通算1アンダーの12位タイに浮上してきた。

スタートから8ホールにわたってパーを積み重ねたポーラは、9番で2打目をグリーンオーバーさせた。3打目のアプローチは深いラフからだったが、下りで大きく右に曲がるラインを読みきって、チップインバーディ。グリーンを取り囲むギャラリーに向かって右手を挙げて拍手に応えた。

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そして、後半は10番でボギーを叩くが、12番パー5でバーディ。さらに14番からは3連続でバーディを奪いスコアを伸ばしてきた。最終18番こそボギーにしてしまうが、初日に課題を挙げていたスコアを伸ばすという目標は達成した。

「今日はチップインもあったし、ロングパット（16番）もあったので、ラッキーな部分もありますが、決めきれないパットもありました。明日もチャンスにつけてバーディを奪って行きたい。早めにスコアを伸ばすことができたら、チャンスが出てくるかもしれない」。

首位とは5打差という位置につけるポーラは、前半に大きくスコアを伸ばすことができれば、2005年大会以来の優勝という可能性も出てくる。今年6月に世界で最も過酷なセッティングの「全米女子オープン」を制したポーラが、底力を見せることは出来るか。